入社一年目を振り返って
昨年は社会人になったという事で自分の中で節目の年となりました。
入社当初は勤務していても何にも出来ない・分からないでただ時間が過ぎていく事が多かったのですが九ヵ月経ち現在は契約や審査結果を伝える担当をさせて頂けるようになりました。
来社頂いて契約をする際にはお申込み者の方と直接、被告人の現状やお申込者の方が抱えている思いなど様々な事をお話しします。
その中で覚醒剤や窃盗で捕まった方のご家族の方が「捕まってくれて良かったと思っている。」と話される場面が何度かありました。
初めは意味がよく分かりませんでした。なぜ逮捕された事に対して良かったと思えるのか尋ねてみると、そのほとんどが覚醒剤は繰り返し使ってしまうし窃盗も癖になるみたいで一回逮捕される事(ある程度の期間拘留されること)をきっかけに更正して行く事を願うご家族の言葉でした。「一度何か過ちを犯したとしてもそれを機にまた新たな人生を歩めたらそれは今後のプラスになる。」ことを教えてくれる家族の厳しい言葉が被告人に届く事を願います。
私は来社される方との対話の中で今までまったく思いもよらなかった親子の感情と言葉に勉強させられる事が沢山ありました。色々な事を吸収してこの一年また大きく成長出来たらと思います。