唾石症(だせきしょう)
先日、二男が起床するや「口の中が痛い」と言い出した為、口内を見ると舌下に異物が入っているような腫瘍がありました。
直ぐに小児科で診察してもらった結果「随分、腫れていますね、もしかしたら石ができているかもしれないので、総合病院を紹介します。」とのことでした。
紹介された総合病院でレントゲンやエコーで調べたところ口の中に石ができており「唾石症」と診断されました。医師曰く、唾液を作る組織には顎下腺や、耳下腺や舌下腺というものがあり、そこに出来た石……いわゆる胆石や胃の中にできる石と同じ様なものを唾石というそうです。
直ちに手術して石を取らなければならいとのことだった為、その場で手術となり、部分麻酔を施しメスで切開し掻き出すように触っているとやがてポロっと直径2~3ミリのカルシウムが石灰化したような塊が出てきました。
術後、医師から「舌下線近くには顔面神経があるので、術後しばらくは少々口元が歪んだ感じになるが徐々に元に戻ります。」と説明され抗生物質や痛み止めを頂きました。
口の中にメスやら器具を入れられ、恐怖のあまり術後も息子の顔色はちょっと青ざめていましたが少し休むと元気になり。これでやっと終わったね!と二人で病院を後にしました。
今回罹った唾石症という病気は原因不明であり、予防方法としても「石が溜まらない様に注意する」位しかないそうです。その為には日頃から唾液の分泌を盛んにしておく事が望ましく、唾液の分泌を促す事の出来る梅干を毎食一粒ずつ食べるのが効果的だそうです。また、食事の際には良く噛んで食べることが重要で噛む事により唾液の分泌を促しますから消化も良くなるそうです。