平成という時代を振り返り
『平成』としての最後の一年がここで終わりを告げようとしています。
2019年4月30日を以て天皇陛下が退位なさり、5月から新たな元号になるということで何か感慨深いものを感じております。
平成という時代は激動の時代と言われておりますが、正にその通りだと思います。
・1989年…消費税導入(当初3%)
・1995年…阪神・淡路大震災
・同 年…地下鉄サリン事件
・1998年…長野オリンピック開催
・2002年…日韓ワールドカップ開催
他にも数えきれない程ありますが、私自身この時代に生まれた人間でもあり、幼き頃の出来事は今でもテレビや新聞などで度々取り上げられていたのでよく拝見しておりました。
出来事の良し悪し含め、後世に語り継がれるものはたくさんあります。
その中でも特に代表的なものが7年前の2011年3月11日に起きた東日本大震災ではないでしょうか。
死者・行方不明者合わせて18,434人(2018年3月現在、警察庁による)。また、国としての被害額は全体で16兆円~25兆円とも言われております。その甚大な被害が出た災害から7年の月日が経った今、今後同じようなことが起きても被害を最小限に止める為に設備関係や情報共有手段などについて日々改善がなされております。
ここで私が思うのは、起きた出来事に対して何を学び、そこから次にどう活かしていけるのかを考えるということがとても大事になるのでは、ということです。
当協会でも日々様々な事案の申込があり、多くの申込人様、弁護人様とお話をさせて頂き、保釈の支援をしております。
保釈されたらそれで終わりなのではなく、そこから次はどうすればご本人様がより良い更生の道を歩むことができるのかを考え、また次へのステップを踏み出す良いキッカケにして頂ければ幸いです。
今後もさらに申込件数が増えていく中で迅速・丁寧な対応を常に心掛け、1人でも多くの方に協会の利用を通して新たな道筋を立てられるよう努めてまいります。
そして、来年はまた新しい天皇陛下が即位され元号も新たになります。協会をご利用中・
ご利用をご検討の皆様にとっても素晴らしいスタートを切れる新しい年となる事を心より祈念いたします。