関西本部設立から一ヶ月を迎えて
平成26年4月1日、大阪市中央区北浜に 一般社団法人 日本保釈支援協会 関西本部が業務を開始しました。
背景として関西地区からの当協会への申込件数が大きな割合を占めており、手続き上の担当弁護人に係る負担軽減と弁護士の方々からのお声も有り協会設立10年目の節目を迎える今年、関西本部を設立するに至りました。
この関西本部での主となる業務は、電話対応、来社契約手続きです。
(審査対応と送金対応はこれまで通り東京本部が行います。)
これにより私は、今回東京本部より出向し大阪在住の新職員2名の研修指導係という役割を担うこととなり、刑事事件の流れと保釈の重要性を先ずは新職員に理解して頂きました。
初めての契約対応時には両名共に緊張は見られましたが徐々にペースを掴み、申込者からの質問にも応答出来るようになり、約一ヶ月という短期間の研修に若干の不安もありましたが新職員2名の業務に対する意欲と姿勢で乗り越え、最終的には安心して任せられるまでになました。
又、この度の大阪出向の機会を利用して私は初めて裁判を傍聴しました。
罪状は別とし、証言台に立つ被告人に対する情状証人の想い、遠方や病気等で出席が出来ず担当弁護人が代読する被告人親族からの手紙の内容を聞き、改めて協会の業務である保釈支援を通じて一人でも多くの被告人の更生への手助けと一日も早い社会復帰に繋がる事が出来るよう、この度の関西本部の設立により今まで以上に当協会に対しての利便性と迅速性を追求し業務に取り組まなければならないと思いました。
東京本部、関西本部共に平日の限られた業務時間では有りますが、お申込から立替まで迅速な対応が出来る様に職員一同が一丸となりより一層努めてまいりますのでよろしくお願いします。