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薬物依存症、家族の支え方

入社して数か月経ち、初めてブログを書かせていただきます。
耳慣れない様々な罪名があり、更に同じ罪名でも同じ状況の事件はありません。
少しでも理解し迅速に対応できるよう日々勉強させて頂いております。

今回は、お仕事を始めた頃、こんなにも薬物の事件があるのかと驚いたことを思い出し、その後に起こり得るであろう薬物依存症について考えてみました。
薬物の中でも特に常習性があり、依存症から立ち直るのが困難な『覚醒剤』。
「覚醒剤」というと簡単に手に入らない物と思いがちですが、これだけ事件があるのですからそういう訳ではないようです。
都心から少し離れた新興住宅地の駅前で、ダイエットに効くキャンディーと偽り、ティッシュを配るかのように無料で配布していたと聞きました。
配っているのも普通の女の子達で、危険はなさそうに見えるため、受け取った女子大生や高校生はそれが覚醒剤入りとは知らずに興味本意で口にすることも抵抗はなかったかもしれません。
この場合は事故としか言いようがありませんが、その他のきっかけとしては 好奇心・誘惑・苦境を乗り切る手段、と状況は様々ですが、やはり心が弱った時や揺らいだ時と言えるのでしょう。
薬物に手を出してしまうと、立ち直るには『環境と意思と人生観の変革』が必要とのことです。
本人の止める意志が一番ですが、意志をコントロールできないのも後遺症の一つ。
やはり家族や周りの方の協力が必要になります。
何とかしてあげたいけど、でも「どうやって?」「だれに相談したらよいのか?」わからないのは当然です。
ネットでもいろいろな情報を得る事ができますし、各都道府県でもいろいろな活動があるようです。
以下、ご参考までに少しご紹介致しますが、福祉センターではご家族向けの講座などもあるようです。
色々な情報を収集する事により何かヒントが見つかったり、心の支えが見つかったりするかもしれません。

東京都立中部総合精神保健福祉センター
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/chusou/jigyo/soudan/index.html

NPO団体 ダルク
http://www.yakkaren.com/zenkoku.html

協会にお申込みをされた方、またお申込をお考えになった方は、大切な人に薬物依存症から立ち直って欲しいという一心でのことと思います。
そのお気持ちにお応えできるよう協会も出来る限りご相談に乗り、ご支援の方向でお話できればと思っております。
そして一人でも多くの方に薬物依存症から立ち直って頂き、ご家族やお友達のためにも健康的な生活を送って頂けたらと願っております。今後も協会はその支えの一つになれますよう頑張っていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
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